寺院からの改葬

寺院墓地に埋葬されている場合は、引っ越しの手続きに入る前に先ず大切なことはご住職に改葬希望の理由 を丁寧に説明し、役所も絡みますので基本的な了解を取り付けておくことです。(改葬希望時期の2,3か月前乃至半年前位に) 改葬先・時期等全てを決めてからご住職にお願いするのは避けるべきです。感情的な問題となり離檀料 発生に発展しかねません。

墓石の撤去の際には、ご住職、現地石材店、施主様、当社の都合の良い日を選び骨上げします。 必要であれば墓石の閉眼供養をご住職にお願いし、その後役所への申請許可取得後骨上げとなります。 役所への墓地改葬許可申請書はご自分でも申請は可能ですが、当社でも代行させて頂いております。 骨上げを出入りの石材店に依頼する場合でも、石材店は役所への申請やお遺骨の持ち帰りまでは通常やりませんのでご注意ください。

霊園からの改葬

霊園からの改葬の場合は霊園管理事務所に相談し、閉眼供養、骨上げ、墓石撤去工事時期等話しを進め ます。一部の遺骨を改葬する場合(墓石は残す)と墓石の完全撤去(返還)の場合があります。後者の場合は、墓石撤去後更地に戻し墓地管理者に返還することになります。

改葬手続き

お墓の引っ越しには現埋葬地の行政も絡みます。先ず現在埋葬されている墓地の所轄の役所から「墓地改葬 許可申請書」を取り寄せ早めに準備を進めることです。

申請書を郵送してもらえる場合、FAXで申請書を頂く 場合、役所の公式ホームページからダウンロードする場合等々があります。 転入先が決まらないと転出届の許可が出ません。(改葬許可申請書内に新墓地の墓地管理者のお遺骨の 受け入れ証明欄があるか、または別途受入れ証明書を作成・提出する必要があるか否かを確認。) 行政により異なりますが、お墓の引っ越しを扱う役所の部署名は環境衛生課だったり戸籍課だったりします。

当社で改葬手続きをお用命頂ければ、骨上げ後役所での改葬許可申請書の取得から新規寺院へのお遺骨 の持ち帰り迄請け負い可能です。

公営の霊園の場合には、役所の手続き、骨上げ、墓石の解体・撤去、お遺骨の新墓地への持ち帰りまで全て 当社で可能です。