一般墓地以外(永代供養関連墓その他)のご案内

永代供養墓が出現したのが平成元年頃ですので早34年になります。
従来の先祖代々の墓でなく、永代供養付きのお墓を求めるようになってきた最大の原因は、昭和21年の戦後の新民法においては、祭祀の継承も、家督の相続も、兄弟姉妹において全て平等となり、ここに家長制度は 崩壊したといえます。家長制度のもとでは家は代々継承されていくものでしたが、家長制度の崩壊とともに それぞれが「家」として独立することとなりました。

そして近年高齢化、少子化、非婚化等が進む中で、お墓購入時には将来の継承者の不在が不安となり永代 供養墓に目が向くようになってきました。 現在では当初の永代供養塔の他に樹木葬、樹林葬、合祀墓等々が現れ、益々お客様のニーズに適応した お墓が現れました。

その間ご供養に対する考え方も大きく変化して参りました。 近年では供養代行業者によるご供養や海外からも可能なインターネットを利用した供養サービスなども出て きております。

一般墓地と永代供養墓の違い

一般墓地との一番の違いは、永代供養関連のお墓は全て墓地管理者が所有するもので、ご契約によりその 施設をお借りするという形をとります。従って一般墓地の墓地永代使用料のお支払いは不要で代わりに「永代供養料」 をお支払いすることになります。
永代供養付きお墓の最大のメリットは、たとえ継承者・参拝者が不在となっても、永代に亘りお客様に代わって墓地 管理者がご供養をしてくれるという点です。

ご供養の形の多様化

ご供養の形の多様化に伴いどのようなお墓を求めたら良いか益々複雑化してきております。
永代供養関連墓で一番重要なことは、また一番留意しなければならないことは、どのような形で永代に亘って 供養してもらえるのかという点です。この点はご契約時に販売石材店や墓地管理者に確認をとり納得した上で ご契約をすることをお勧めします。

納骨堂

永代供養塔

永代供養墓

樹木葬